書誌情報
論題:モザンビークのキャッサバ転換―東アフリカにおける商品化の動き―
11.07.04[ 更新11.07.07 ]
- タイトル
- モザンビークのキャッサバ転換―東アフリカにおける商品化の動き―
- 要旨
-
アフリカの重要な食料であるキャッサバ(芋)の商品化と加工・原料化の動きについて、東海岸のモザンビークを例に紹介する。
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キャッサバはモザンビークの主要な食料であり、近年は供給余力が増した。穀物の干ばつリスク拡大と、輸入食料価格の上昇により、キャッサバの重要性は高まっている。しかし輸送事情が悪く、キャッサバは都市で蔑視されているため穀物の代替には至っていない。
首都マプトに近いイニャンバネ州では、マプト向けの販売が増え、小規模加工場が設立されたほか、隣国の澱粉製造会社からの現地買い付けが始まり、外国のビール醸造会社、国内飼料メーカー、製パン業界なども原料使用の計画や構想を有している。 - 刊行年月日
- 2011年07月01日
- 著者/
研究者紹介 -
平澤 明彦 (ヒラサワ アキヒコ) :基礎研究部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2011年07月号 第64巻 第7号 通巻785号 17 ~ 38ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):海外農業
- 第二分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):食品・フードシステム
- キーワード
- 「貧者の食物」,健康,付加価値,発酵フレーク「ラリ」,食料供給,輸入依存
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/3971.html