書誌情報
論題:東日本大震災による水産業被害と復興に向けた課題
11.08.01[ 更新11.09.15 ]
- タイトル
- 東日本大震災による水産業被害と復興に向けた課題
- 要旨
-
東日本大震災による水産業関係被害額は1 兆円を超えるなど極めて大きい。被害が特に大きい青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県5 県の漁業生産や水産加工業の全国シェアはおおむね15%を超える規模であり、わが国水産物の生産や加工面への影響は大きい。
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復興計画案をみる限り、岩手、宮城両県の目指す漁業・水産業復興の方向は大きく異なる。両県の水産業事情の違いを背景にしたものであろうが、宮城県の復興計画案はあまりにも経済が優先され、コミュニティの視点に欠けるように思われてならない。地域住民の生産活動や生活の安全確保に配慮しつつ、地域資源を有効に活用するという視点での多様な漁港整備、漁業振興があってもいいのではないか。 - 刊行年月日
- 2011年08月01日
- 著者/
研究者紹介 -
出村 雅晴 (デムラ マサハル) :基礎研究部 専任研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2011年08月号 第64巻 第8号 通巻786号 27 ~ 41ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):水産業
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4009.html