書誌情報
論題:木質バイオマス発電の特性・特徴と課題
12.10.01[ 更新12.10.02 ]
- タイトル
- 木質バイオマス発電の特性・特徴と課題
- 要旨
-
12月7月より、再生可能エネルギー電気の長期・固定買取制度の運用が開始された。
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未利用木材バイオマスを燃料とする出力1,000kW規模の専焼発電の木材需要を試算すると,チップ・ベース(生重量トン)で1万トン強,木材の材積ベースで1万3000立方メートル程度と試算される。標準的モデルプラントと言われる出力5,000kW規模では6.5万立方メートルの木材需要が想定され,地域林業にはインパクトをもたらす。また、素材生産―チップ等加工―発電所運営など各段階を通じ、地域における直接・間接の就業創出効果も見込まれる。
マクロ的な木材需要を大きく底上げすることは難しいものの、各段階の適正な収益分配をはかりながら、持続的な地域林業活性化の重要な要素となることが期待される。 - 刊行年月日
- 2012年10月01日
- 著者/
研究者紹介 -
渡部 喜智 (ワタナベ ノブトモ) : 理事研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2012年10月号 第65巻 第10号 通巻800号 21 ~ 36ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):林業
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):その他
- キーワード
- 再生可能エネ,木質バイオマス,再生エネ電気,林業,未利用木材
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4482.html