書誌情報
論題:IT活用による農業所得確保と農協系統の役割―大規模農家対策の視点からのIT活用―
12.11.01[ 更新12.11.09 ]
- タイトル
- IT活用による農業所得確保と農協系統の役割―大規模農家対策の視点からのIT活用―
- 要旨
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農家にとっての最大の問題は低農業所得に集約されるが、ITを活用してのデータによる重点的な改善、栽培情報の発信、トレーサビリティによる差別化等により、農業所得を確保していく可能性は大きく開かれている。しかしながらコスト負担、習熟度等を勘案して、外部販売情報と生産情報のドッキングをめざしながら、漸進的にステップアップしていくことが妥当である。
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市場外での販売力強化や営農指導等との連携強化をはかっていくためにはIT利用が不可欠である。農協はIT利用を大規模農家対策として活用していくとともに、部会等のグループ化をすすめ、産地化・ブランド化をはかっていくべきである。
IT化を農協の総合力発揮の機会ととらえ、総合的・戦略的に位置づけていかなければならない。 - 刊行年月日
- 2012年11月01日
- 著者/
研究者紹介 -
蔦谷 栄一 (ツタヤ エイイチ) : 特別理事 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2012年11月号 第65巻 第11号 通巻801号 30 ~ 47ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- キーワード
- IT,クラウド,農業経営管理支援システム,農業所得,大規模農家対策
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4508.html