書誌情報
論題:水田稲作における担い手問題と法人経営
13.09.02[ 更新13.10.03 ]
- タイトル
- 水田稲作における担い手問題と法人経営
- 要旨
-
これまで水田稲作の多くを支えてきた兼業農家が急激な減少をたどっている。集落営農,個別経営体の法人化等の動きは見られるものの,これに代わる安定的な地域営農システムを再構築するには至っていない。
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担い手はプロ農業と生きがい農業とに二極化し,多様な担い手による多様な農業が進展しつつあるが,外部雇用も可能にしての農業経営の持続性確保,農地の集積,経営管理の強化等をはかっていくためには法人化が欠かせない。家族経営を基本に置いての一戸一法人や,法人化した集落営農組織が地域営農の核となることが期待される。
水田稲作は“最後の5年間”に差し掛かっているとはいえ,農地の面的集積には相当程度の時間を要することも覚悟しての支援が欠かせない。
- 刊行年月日
- 2013年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
蔦谷 栄一 (ツタヤ エイイチ) : 特別理事 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2013年09月号 第66巻 第9号 通巻811号 16 ~ 37ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- キーワード
- 水田稲作,担い手,法人経営,地域営農,家族経営
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4886.html