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書誌情報

論題:動き出す農地中間管理機構と現場からの示唆

14.06.01[ 更新14.06.26 ]

タイトル
動き出す農地中間管理機構と現場からの示唆
要旨

本稿では,本年度から始動した農地中間管理機構について,その成立過程と特徴の整理と現場における農地集積事例からの示唆を踏まえて,機構を有効的な仕組みとするための課題を整理した。
現在の機構の仕組みの特徴としては,農地の権利移動における地域の主体性の尊重という考え方が希薄化していると考えられる。一方で,現場での円滑な農地集積は,現場の主体的な取組みにより関係者が信頼関係を築くなかで進められており,特に地域における話合いの場が重要となっている。
今後は,高齢農業者のリタイアが進むなかで,地域農業を実際に担う担い手農業者同士の話合いがより重要になると考えられる。また,現場の声を制度や推進体制の整備に反映した,現場の取組みが生きる仕組みの構築が求められる。

刊行年月日
2014年06月01日
著者/
研究者紹介
小針   美和 (コバリ ミワ) : リサーチ&ソリューション第1部   主任研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2014年06月号 第67巻 第6号 通巻820号  17 ~ 32ページ
掲載コーナー
論調
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2014/06/
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):国内農業
第二分野
(大区分):協同組合・組合金融・地域  (詳細区分):農協
キーワード
農地中間管理機構,農地の自主的管理,農地の集積,話し合い,農地利用集積円滑化事業
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1406re2.pdf  885.2KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5257.html