書誌情報
論題:豪雨災害地域の農業復興に果たす農協の役割
21.04.30[ 更新23.11.22 ]
- タイトル
- 豪雨災害地域の農業復興に果たす農協の役割
- 要旨
-
近年、自然災害による農業被害が深刻なものとなっている。災害復興の現場をみると、これまで中心となっていた行政に加えて、多様な主体の参画が主流となっている。農業分野においても、行政の支援の及ばない課題があり、農協の様々なかたちでの参画が求められる。そこで本稿では、実際の豪雨災害の事例から、地域農業の復興における農協の役割を検討する。
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平成29年7月九州北部豪雨によって管内が被災したJA筑前あさくらでは、災害復興の専門部署である災害復興対策室を中心として、被災農家を2年にわたりサポートするJAファーム事業、農業専門のボランティアセンターの開設、行政と連携した被災農地の再生プロジェクトといった有用な支援策を実施している。JA筑前あさくらは地域農業の復興において、自らが共助として貢献しながら、他方で共助と共助、もしくは共助と公助をつなげる役割を担っている。 - 刊行年月日
- 2021年05月01日
- 著者/
研究者紹介 -
野場 隆汰 (ノバ リュウタ) : リサーチ&ソリューション第1部 研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2021年05月号 第74巻 第5号 通巻903号 2 ~ 14ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- 第二分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- キーワード
- JA,九州北部豪雨,自然災害,災害ボランティア,共助,公助
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/8435.html