書誌情報
論題:野菜用機械のシェアリング─作業受委託を中心に─
22.05.31[ 更新23.11.24 ]
- タイトル
- 野菜用機械のシェアリング─作業受委託を中心に─
- 要旨
-
米の需給が緩和傾向のなかで、転換作物として露地野菜が期待されている。露地野菜作は、水田作に比べて収益性は高いが労働時間も長い。高性能機械や機械化一貫体系の導入は労働時間削減に寄与するが、投資は多額であるため、零細な家族経営が単独で導入するには採算面のハードルが高い。機械コストを抑制しつつ労働時間削減効果が大きい機械を導入するには、シェアリングが1つの選択肢となろう。
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取り上げた事例では、高性能機械の所有者が運営する作業受託という形でシェアリングし、委託者である家族経営の生産者の労働時間削減に寄与していた。効率的運営だけでなく、個々の委託者の収益最大化も考慮してスケジュール調整することが、シェアリングを円滑に行うために有効であることが示唆された。 - 刊行年月日
- 2022年06月01日
- 著者/
研究者紹介 -
尾高 恵美 (オダカ メグミ) : リサーチ&ソリューション第1部 リサーチ&ソリューション第1部長、主席研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2022年06月号 第75巻 第6号 通巻916号 2 ~ 15ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- 第二分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- キーワード
- 機械化一貫体系,オペレーター,利用調整,適期,収穫,JA
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/8919.html