書誌情報
論題:過疎地域における集落組織の課題─JA会津よつばの集落組織調査から─
22.09.30[ 更新23.11.22 ]
- タイトル
- 過疎地域における集落組織の課題─JA会津よつばの集落組織調査から─
- 要旨
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福島県のJA会津よつばは、集落組織活性化のための実態把握として、集落組織の組合長を対象にアンケートと聞き取り調査を行った。管内の農業集落のうち集落組織のある割合は83%と全国的にも高い水準にあるが、過疎地域、中山間地域が多く、水田農業のウェイトが高いこの地域では、農家の減少や高齢化などが進行している。このため、アンケートによれば、集落組織の26%はすでに必要な活動が難しいと回答し、39%は数年後には必要な活動が難しくなると回答している。
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集落や集落組織の維持・活性化を図った自発的な取組みを行う集落組織もあり、集落組織からはJAに対し、農業や地域の振興、集落組織の役割やあり方の見直し、そして、集落組織の自発的取組みへの協力などが期待されている。 - 刊行年月日
- 2022年10月01日
- 著者/
研究者紹介 -
斉藤 由理子 (サイトウ ユリコ) : 特別理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2022年10月号 第75巻 第10号 通巻920号 17 ~ 35ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- キーワード
- 集落組織,基礎組織,過疎地域,中山間地域,高齢化,人口減少
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/9070.html