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書誌情報

論題:生物多様性クレジットの動向と今後の展望―気候変動対策と自然資本への新たなアプローチ―

24.11.29[ 更新24.11.29 ]

タイトル
生物多様性クレジットの動向と今後の展望―気候変動対策と自然資本への新たなアプローチ―
要旨

1992年の地球サミット以降、気候変動や生物多様性に関する国際的な枠組みが強化されている。それと共にTCFDやTNFDなどの枠組みが生まれ、企業は温室効果ガス排出削減や生物多様性保全に関する情報開示が求められている。
近年は、カーボンクレジットの取り組みに加えて、生物多様性クレジットが新たに取り組まれ始めている。生物多様性クレジットは、生物多様性の保全活動に対して与えられるクレジットで、自然保護のための資金源として期待されている。しかし、生物多様性は測定可能ではあるもののまだ開発初期段階であり、信頼できる市場の確立には、信頼性の高い指標の開発やコストと実用性のバランスが課題として残っている。生物多様性クレジット市場の透明性向上と、信頼できる枠組みの構築が今後の重要な課題である。

刊行年月日
2024年12月01日
著者/
研究者紹介
安藤   範親 (アンドウ ノリチカ) :リサーチ&ソリューション第2部   主任研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2024年12月号 第77巻 第12号 通巻946号  15 ~ 21ページ
掲載コーナー
情勢
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2024/12/
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):環境
キーワード
生物多様性クレジット,カーボンクレジット,TNFD,TCFD,気候変動,評価指標
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n2412jo1.pdf  1.8MB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/9780.html