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書誌情報

論題:規模拡大した酪農家が直面する経営環境の悪化

08.11.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
規模拡大した酪農家が直面する経営環境の悪化
要旨

08年5月下旬、ある産地で、ここ数年間に経営規模を拡大した若手酪農家2軒のお話を伺った。
 減産・飼料値上がりの前に経営規模を拡大した酪農家は、大きな負債を抱えながら予想外の減収に遭ってきわめて厳しい状況にある。公庫のスーパーL資金は無利子化以前の借り入れであり、利息の減免も認められていない。
 今後の経営環境は、飼料価格の低下と生乳価格が引き上げにより改善する見込みである。しかし経営状態が回復するには3~4年はかかる。負債も勘案して、規模拡大した農家は今後5年間が勝負になるとのことであった。

刊行年月日
2008年11月01日
著者/
研究者紹介
平澤   明彦 (ヒラサワ アキヒコ) :基礎研究部   主任研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2008年11月号 第9号  20 ~ 21ページ
掲載コーナー
現地ルポルタージュ
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/soken/contents/2008/11/
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):国内農業
キーワード
酪農,経営規模拡大,生産調整,飼料価格高騰,負債,スーパーL資金の金利負担
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1882-2460
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/nri0811gr4.pdf  29.6KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/soken/contents/2282.html