書誌情報
- タイトル
- 『日本農業のグランドデザイン―地域社会農業のネットワークで田園都市国家をつくる』
- 要旨
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本書は、著者がこれまで「農林金融」に執筆した論文を体系的に整理するとともに、全面的にリライトしたものである。表題が示すとおり、日本農業を国際的な視野のなかで位置づけ、今後のあり方について具体的な提言を行っている。
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筆者は、農業は「生命産業」であるがゆえに、地域の特性に応じてその多様性、個性を尊重する必要があると主張する。したがって、適地適作、多品種少量生産、地域資源の有効活用、地場流通、環境保全型農業、家畜福祉等が基本となる。地域社会農業を核として、都市と農村の交流・融合が促進されることが理想であるとしている。是非ご一読をお勧めしたい。
- 目次・表紙
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1 国際化のなかの日本農業
2 日本農業のグランドデザイン
3 食と健康からの農業見直し
4 農的暮らしによる田園都市国家創造とアジアとの共生 - 刊行年月日
- 2004年12月01日
- 著者/
研究者紹介 -
蔦谷 栄一 (ツタヤ エイイチ) 研究員紹介を見る - 出版地
- 東京
- 出版者・
発行元 - 農山漁村文化協会
- 形態(サイズ、
ページ) - B6判266頁
- 入手条件・
価格 - 定価2,667円(税別)
- 掲載媒体
- 『書籍』
2004年12月01日号 - 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境
(詳細区分):国内農業 - ISBN
- 978-4540042355
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/publication/books/3509.html