書誌情報
論題:消費地における水産系残滓リサイクルの現状と課題 -福岡市の事例から-
03.09.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 消費地における水産系残滓リサイクルの現状と課題 -福岡市の事例から-
- 要旨
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水産系残滓は、産地や消費地の卸売市場、鮮魚小売店や量販店、あるいは加工場等、水産物の水揚から消費にいたる各段階で発生する。いずれの場合においても、フィッシュミール加工原料という利用形態がリサイクルの主流となっている。
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しかし、産地と消費地とでは発生する水産系残滓の鮮度等に違いがあり、これがそのリサイクル事業の採算性等にも影響している。とくに、消費地における同事業の採算性は概して低く、この改善のためには稼働率の向上、そのための広域集荷体制の確立が大きな課題となっている。
消費地におけるリサイクル事業は、概して支援施策の充実が求められる状況にあるものと思われる。より基本的には、商業ベースでの残滓処理が経営的に成立する技術面での開発が期待されるところである。 - 刊行年月日
- 2003年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
出村 雅晴 (デムラ マサハル) :基礎研究部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2003年09月号 第204号 6 ~ 10ページ - 掲載コーナー
- 調査研究
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):水産業
- 第二分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):環境
- 出版者・編者
- 農林中金総合研究所
- ISSN
- 1881-2902
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/past/contents/3283.html