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書誌情報

論題:平成12年度農協金融の回顧-貯金伸び率の緩やかな回復と貸出金伸び率の低下-

01.10.01[ 更新10.09.02 ]

タイトル
平成12年度農協金融の回顧-貯金伸び率の緩やかな回復と貸出金伸び率の低下-
要旨

1 農協貯金の12年度末残高は72兆945億円,前年比伸び率2.6%となり,緩やかな回復が続
いている。一般個人貯金の回復傾向が明確となり,その財源は郵便局定額貯金の大量満期
分からの流入等が中心で,全国押しなべて伸び率が上昇している。
2.一般個人貯金の増加で小口,中口定期や1年,2年,3年定期の伸び率も上昇してい
る。農協は定期性貯金の割合が高いうえに,その伸び率の回復も他業態に比べ早くなって
おり,貯金者の信頼が順調に回復している現れとみることもできよう。
3 農協貸出金の前年比伸び率の低下が続いており,12年度末は△0.2%で13年ぶりの減少
となった。農協貸出金の4割以上を占める住宅資金(自己住宅,賃貸住宅)の需要がピーク
を過ぎ,伸び率が低下傾向にあることが大きな要因で,農業資金も長期的低下傾向に歯止
めがかかっていない。
4.このため貯貸率の低下傾向が明らかとなり,今後の農協収支への影響が懸念される。ま
た,今後農協金融に影響を及ぼす点として,利用者の預貯金に対する意識の変化,他業態
のリテール戦略と郵貯の動向,さらに組合員農家の相続に伴う資産の流出があり,これら
の対策への取組みが必要であろう。

刊行年月日
2001年10月01日
著者/
研究者紹介
本田   敏裕 (ホンダ トシヒロ) リサーチ&ソリューション第2部   専任研究員
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2001年10月号 第54巻 第10号 通巻668号  28 ~ 37ページ
掲載コーナー
論調
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2001/10/
第一分野
(大区分):協同組合・組合金融・地域  (詳細区分):農協信用事業
キーワード
農家経済,個人金融,農協貯金,農協貸出金
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n0110re3.pdf  74.3KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/1389.html