書誌情報
論題:日本の公的年金制度の現状と今後の方向
10.09.01[ 更新10.09.01 ]
- タイトル
- 日本の公的年金制度の現状と今後の方向
- 要旨
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公的年金制度は,全国民共通の国民年金制度と,厚生年金保険や共済年金からなる被用者年金制度の二階建ての構造であるが,皆年金体制下にある日本では,国民は公的年金への加入を義務付けられ,現役期間中は保険料を支払い,高齢になると年金を受け取る。
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これまでは,国民年金保険料の未納者の増加や年金記録漏れなどが社会の関心を集めてきたが,本質的な問題は,少子高齢化が進行するなかで,世代間扶養(賦課方式)を前提とする現行制度が持続可能なのか,問題があるとすればどのように改革すべきなのかといった点にあろう。
本稿は,制度の持続性にかかる年金財政の分析を中心に,公的年金制度の現状と今後の改革の方向について考察したものである。 - 刊行年月日
- 2010年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
鈴木 博 (スズキ ヒロシ) :調査第二部 専任研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2010年09月号 第63巻 第9号 通巻775号 20 ~ 34ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/3612.html