農林中金総合研究所

・ 最近の米国経済指標には、個人消費関連を中心に冴えないものが少なくない。その原因は原油価格・ガソリン価格の高騰である。
・ 04 年5～7 月にも一時的な景気の停滞があったが、現在の情勢はその時よりも厳しい。その理由は、①短期金利水準が高くなった、②住宅投資の好調が長引き過ぎた、③自動車メーカーの経営不振が景気マインドを押し下げている、の三点である。
・ ＦＲＢは、当面利上げスタンスを継続するであろう。