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論題:農地集約で穀物自給を目指す中国

14.07.31[ 更新14.07.31 ]

タイトル
農地集約で穀物自給を目指す中国
要旨

中国は2013年末に主食穀物の自給を堅持する方針を打ち出した。しかし,ここ数年は生産コストの上昇,人民元高などで穀物の国際競争力が低下し,コメ,小麦の輸入増加に直面している。問題の本質は,農業労働力の過剰がもたらす経営規模の零細性であり,穀物の自給体制を守るには農地集約を通じた規模拡大が喫緊の課題となった。しかし,労働力を長期的に雇うような大規模農場は中国の状況に合わず,中国は家族の労働力だけに頼る適正規模の穀物専業農家,いわば「家庭農場」の育成という道を選択した。
その達成には,戸籍制度の改革や都市での第三次産業の雇用創出等を通して,すでに出稼ぎに出ている2 億人以上の農村労働力を再び農業に戻ることのないように都市部に定住させた上で,さらなる農業労働力の農外移出も必要となる。中国は食糧安全保障を守るため,農業だけでなく,社会構造改革も進めようとしているのである。

刊行年月日
2014年08月01日
著者/
研究者紹介
阮   蔚(Ruan Wei) (ルアン ウエイ) 役員・理事長・顧問・理事研究員 等 リサーチ&ソリューション第1部   理事研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2014年08月号 第67巻 第8号 通巻822号  13 ~ 28ページ
掲載コーナー
論調
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2014/08/
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):海外農業
キーワード
中国の穀物自給,農地流動化,農地集約,大規模農家,家庭農場,穀物収益
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1408re2.pdf  890.1KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5319.html