書誌情報
論題:バイオ燃料による米国農業政策の変容
08.03.01[ 更新10.09.01 ]
- タイトル
- バイオ燃料による米国農業政策の変容
- 要旨
-
米国におけるトウモロコシ・エタノールを中心とするバイオ燃料の振興は、世界的な食料価格高騰の一因であるだけでなく、米国農業政策のあり方をも左右している。
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バイオ燃料政策は、生産余剰をもっぱら輸出で処理する米国農業のあり方を変え、また供給管理を基調としてきた大恐慌期以来の国内農業政策を、国内需要創出へと転換するものとみることができる。
バイオ燃料政策は農業・農村振興の役割を効果的に果たしているようであるが、批判も根強い。また農産物販売価格の上昇によって農家の所得が増加する一方、農業経営の不確実性も増している。
<表記:米国(アメリカ)> - 刊行年月日
- 2008年03月01日
- 著者/
研究者紹介 -
平澤 明彦 (ヒラサワ アキヒコ) :基礎研究部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2008年03月号 第5号 4 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- レポート―農林水産業
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):海外農業
- キーワード
- 農業政策としてのバイオ燃料政策,国内需要創出,エネルギー法による使用義務付け,バイオ燃料への批判,農業・農村振興,エタノール向け需要
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1882-2460
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/soken/contents/2233.html