書誌情報
論題:森林組合合併の経緯と効果の検証
14.10.31[ 更新14.10.31 ]
- タイトル
 - 森林組合合併の経緯と効果の検証
 - 要旨
 - 
							
森林組合の合併について,先行研究では財務諸表をもとに合併後の経営状況を分析した報告がよくみられるが,合併協議の段階で議論された課題や合併後の新たな取組みによる効果など合併過程の研究はこれまで十分に行われていない。
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本稿では,80年代前後と近年の事例間で合併過程を比較し,合併の背景や合併後への期待と懸念,合併協議における主な問題点,合併後の効果や課題について相違点を明らかにした。そして,80年代前後と近年の間には多くの共通点がみられたものの,時代の変遷から製材加工場の重複や支所間の能力差,市町村との関係希薄化など新たな課題があることを示した。
さらなる合併効果の発現に向けて,森林組合系統では本稿で示した課題も含め合併の課題を整理のうえ,効果的アプローチを共有する必要があろう。 - 刊行年月日
 - 2014年11月01日
 - 著者/
研究者紹介 - 
			
安藤 範親 (アンドウ ノリチカ) :基礎研究部 研究員 研究員紹介を見る  - 掲載媒体
 - 定期刊行物 『農林金融』
															
2014年11月号 第67巻 第11号 通巻825号 16 ~ 30ページ - 掲載コーナー
 - 論調
 - 第一分野
 - (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):森林組合
 - キーワード
 - 森林組合,合併助成法,森林経営計画制度,施業集約化,高性能林業機械
 - 出版者・編者
 - 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
 - ISSN
 - 1342-5749
 - 書誌情報URL
 - https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5411.html