書誌情報
論題:自営農業者の長寿傾向と後期高齢者医療費への反映―埼玉県本庄市における調査を踏まえて―
17.08.31[ 更新17.10.31 ]
- タイトル
- 自営農業者の長寿傾向と後期高齢者医療費への反映―埼玉県本庄市における調査を踏まえて―
- 要旨
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慶応大学では百歳以上の方を対象に百寿総合研究センターが研究を重ねているが,早稲田大学の自主的な重点領域研究の一つである持続型食・農・バイオ研究所では,健康寿命(自立した活動が可能で介護や医療の世話にならない「日常生活に制限のない期間」)に該当する方が多い70歳代およびその前後の方を主たる対象に研究を行っている。健康寿命が延伸化し平均寿命との差が縮小すれば,75歳以上の方(後期高齢者)の医療費削減にも貢献する。
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2015年度の日本の医療費は41.5兆円で,うち75歳以上のそれは36.7%を占める。対前年増加率も4.6%と全体の増加率3.8%を上回る(厚生労働省「平成27年度医療費の動向」)。このため,医療費問題の中でも後期高齢者の医療費削減は重要であり,そのための生活や仕事の仕方の改善,予防医療など政策的示唆につながる研究が求められている。 - 刊行年月日
- 2017年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
弦間 正彦 (ゲンマ マサヒコ) : 早稲田大学社会科学総合学術院教授 堀口 健治 (ホリグチ ケンジ) : 早稲田大学政治経済学術院名誉教授・(株)農林中金総合研究所客員研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2017年09月号 第70巻 第9号 通巻859号 56 ~ 61ページ - 掲載コーナー
- 情勢
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/6821.html