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書誌情報

論題:指標からみる中国農村の金融包摂の進展状況

21.11.30[ 更新23.11.24 ]

タイトル
指標からみる中国農村の金融包摂の進展状況
要旨

中国の中央銀行である中国人民銀行は金融サービスの利用実態、利用可能性、そして利便性・質という3つの分野から金融包摂を捉え、それぞれ異なる項目・指標から金融包摂を計測している。
本稿は主として同行が公表した「中国普恵金融指標分析報告」を用いて農村部の金融包摂を分野別に検証した。金融サービスの利用実態については、銀行口座やカード、電子決済関連のインフラ整備がかなり進み、金融サービス提供の基盤ができている状況にあるほか、農村部での融資、資産運用や農業保険においての包摂水準が高まりつつある。
また、金融サービスの利用可能性については、郷鎮における銀行拠点のカバー率が100%に近くなっていることや、農村部においてのPOS端末数が増加傾向にあるほか、アクセスポイントの整備や機能強化を通じて金融サービスの利用可能性も高まっている。そして、金融サービスの利便性・質については、農家信用情報データベースの整備が進んでいるほか、ソフト面での金融リテラシー水準の向上、金融サービス利用満足度の改善がみられたことから、利便性・質における包摂水準も向上している。
これらを踏まえると、農村部の金融包摂の水準は都市部に比較すると低いが、その水準は高くなりつつあると言うことができよう。

刊行年月日
2021年12月01日
著者/
研究者紹介
王   雷軒(Wang Leixuan) (オウ ライケン) リサーチ&ソリューション第1部   主任研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2021年12月号 第74巻 第12号 通巻910号  2 ~ 16ページ
掲載コーナー
論調
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2021/12/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):海外金融
キーワード
中国農村,金融包摂,計測指標,金融サービスの利用実態,金融サービスの利用可能性,金融サービスの利便性・質
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n2112re1.pdf  704.6KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/8692.html