書誌情報
論題:設備投資の余熱もあり年内の景気拡大基調は維持 ~一方で、年明け後には景気踊り場的な場面も~
06.10.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 設備投資の余熱もあり年内の景気拡大基調は維持 ~一方で、年明け後には景気踊り場的な場面も~
- 要旨
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8 月下旬から9 月上旬にかけて弱い経済指標の発表が重なったことで、景気減速懸念が高まった。しかし、8 月の貿易統計からは、一貫して景気牽引役を果たしてきた輸出が引き続き堅調さを維持していることが確認され、そうした懸念は徐々に払拭されるだろう。ただし、輸出増の源泉である世界経済の成長速度は先行き実際に減速する可能性は高く、日本経済も年末以降は景気の踊り場的な様相を強めるものと思われる。一方、マーケットでは、8 月下旬にかけて株価上昇、長期金利低下が見られた。為替レートは対ユーロでは弱含んだが、対ドルではほぼもみ合い。目先、株価・長期金利は明確な方向感が出にくい状況になっていると思われる。円は対ドルで強含みの展開を予想。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2006年10月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) : リサーチ&ソリューション第1部 役員・理事長・顧問・理事研究員 等 理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2006年10月号 第17巻 第10号 通巻191号 2 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/787.html