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書誌情報

論題:農村の援農における交流の意義と農協の役割―JAふじ伊豆、JAにしうわ、JAいしかりを対象に―

23.10.31[ 更新23.12.21 ]

タイトル
農村の援農における交流の意義と農協の役割―JAふじ伊豆、JAにしうわ、JAいしかりを対象に―
要旨

農業の労働力不足が課題となるなか、多様な主体の援農への参画が求められている。本稿の目的は、農村における援農の取組みに着目し、農家にとっての交流の意義と農協の役割を明らかにすることである。そこで農村の援農の特徴を検討したうえで、JAふじ伊豆の「西浦みかん援農ボランティア」、JAにしうわの「みかんアルバイター」、JAいしかりの「石狩アグリケーション」の3つの事例を取り上げた。
援農における農家にとっての交流の意義は、①援農者の参加意欲の誘発、②作業者のモチベーション向上、③援農者の思い出づくりに伴うリピーター形成、④リピーターの作業技術の向上の4点が挙げられる。また交流に着目した農協の役割としては、①援農者受入れの運営、②農家と援農者の関係性構築のサポート、③移住・就農者の発掘とサポートの3点が挙げられる。
農村の援農における交流の意義を知り、農協が援農に取り組むことは、労働力確保、新規就農、移住者促進、関係人口づくりなど様々な面での貢献が期待できる。

刊行年月日
2023年11月01日
著者/
研究者紹介
佐藤   彩生 (サトウ サキ) : リサーチ&ソリューション第1部   主事研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2023年11月号 第76巻 第11号 通巻933号  18 ~ 34ページ
掲載コーナー
論調
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2023/11/
第一分野
(大区分):協同組合・組合金融・地域  (詳細区分):農協
第二分野
(大区分):協同組合・組合金融・地域  (詳細区分):農村漁村
キーワード
農協,都市農村交流,援農,農業ボランティア,農業アルバイター,ワーケーション
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n2311re2-1.pdf  808.3KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/9502.html