書誌情報
論題:森林組合によるスマート林業と施業の低コスト化の普及に向けた課題考察―第36回森林組合アンケート調査結果から―
24.08.30[ 更新24.08.29 ]
- タイトル
- 森林組合によるスマート林業と施業の低コスト化の普及に向けた課題考察―第36回森林組合アンケート調査結果から―
- 要旨
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近年は効率化や省力化、低コスト化が林業の課題となっており、その解決に向けた方策として、デジタル技術の導入によるスマート林業などが取り組まれている。当研究所では、約100の森林組合を対象にスマート林業と施業の低コスト化の動向について、アンケート調査を実施した。
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その結果、特に森林の情報管理や境界明確化においてデジタル技術の活用が高い傾向にあった。一方、木材出荷システム等のサプライチェーンの管理に関する導入は低迷していた。
また、施業の低コスト化については、2018年と比較して一貫作業システムやコンテナ苗の採用などが積極的に取り組まれていることがわかった。
今後は気候や地形等の地域特有の課題に対応することが、スマート林業の普及を左右するだろう。 - 刊行年月日
- 2024年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
土居 拓務 (ドイ タクム) : リサーチ&ソリューション第2部 主事研究員 研究員紹介を見る 安藤 範親 (アンドウ ノリチカ) : リサーチ&ソリューション第2部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2024年09月号 第77巻 第9号 通巻943号 21 ~ 27ページ - 掲載コーナー
- 情勢
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):林業
- キーワード
- 森林組合,スマート林業,再造林,低コスト化 ,トレーサビリティシステム
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/9717.html