書誌情報
論題:動物福祉と畜産規制 -米国と豪州の2事例にみる動物愛護団体の運動-
09.09.01[ 更新10.09.01 ]
- タイトル
- 動物福祉と畜産規制 -米国と豪州の2事例にみる動物愛護団体の運動-
- 要旨
-
1 米国:家畜の監禁禁止
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HSUS(米国動物愛護協会)は繁殖母豚、肉用仔牛、採卵鶏が個体ごとに狭い囲いの中で飼養されており、身動きできないのは非人道的であるとして改善を求める運動を展開。すでに6州で法律による規制が実現し、複数の州へ拡大する動きがある。
2 豪州:羊の臀部処置廃止
米国のPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)は、豪州で羊の臀部の皮を切除する蛆害防止の処置「ミュールジング」が残酷であるとして、廃止を求める不買運動を展開。国際的な大手衣料品小売業者を標的に不買運動の圧力をかけ、豪州産羊毛を使わない約束を取り付けてきた。
<表記:米国(アメリカ)、豪州(オーストラリア)> - 刊行年月日
- 2009年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
平澤 明彦 (ヒラサワ アキヒコ) :基礎研究部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2009年09月号 第14号 4 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- レポート―農林水産業
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):海外農業
- キーワード
- HSUS(米国動物愛護協会),家畜の監禁,アメリカの州法,PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会),羊のミュールジング,不買運動
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1882-2460
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/soken/contents/2332.html