書誌情報
論題:英国の食料安全保障政策と日本
08.07.01[ 更新10.09.01 ]
- タイトル
- 英国の食料安全保障政策と日本
- 要旨
-
1 農業政策の変遷
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2 現在の食料安全保障政策
食料安全保障は、食料の量と質、個々人にとっての入手可能性、安全性、信頼性、緊急時対応などを含む。近年、食品安全性の問題や、世界的な不確実性の高まりから、食料安全保障への意識は高まっている。政府は自給率の重視に批判的(EUの存在も考慮)であり、現在の力点は、国内外からの幅広い調達と、流通を含む食品産業サプライチェーンの信頼性維持にある。
3 日本との対比
日本は農地の乏しさ、自給率の低さと人口の大きさ、そしてEUに相当するアジア地域の堅固なセーフティーネットがないため、英国と比べて、国レベルでの食料調達リスクが問題となる。
<表記:英国(イギリス、UK)> - 刊行年月日
- 2008年07月01日
- 著者/
研究者紹介 -
平澤 明彦 (ヒラサワ アキヒコ) : 役員・理事長・顧問・理事研究員 等 リサーチ&ソリューション第1部 理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2008年07月号 第7号 4 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- レポート―農林水産業
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):海外農業
- キーワード
- 食料安全保障の多面性,サプライチェーン,セーフティーネットとしてのEUの存在,自由貿易政策から農業保護へ,食料安全保障に対する意識の高まり,日本との基礎的条件の相違
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1882-2460
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/soken/contents/2256.html