書誌情報
論題:クロマグロの漁獲枠の配分について
21.12.29[ 更新23.11.24 ]
- タイトル
- クロマグロの漁獲枠の配分について
- 要旨
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政府は、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の決定を踏まえ、2010年から太平洋クロマグロの管理強化に取り組んでいる。14年には「北太平洋まぐろ類国際科学委員会」の資源評価結果を受け、WCPFCは「太平洋くろまぐろの親魚資源量を2024年までに、少なくとも60%の確率で歴史的中間値(約4万トン)まで回復させることを暫定回復目標とする」と決定し、政府は「15年の1月からは①小型魚(30kg未満)の漁獲量を02年から04年までの年間平均漁獲量(8,015トン)から半減させる、②大型魚(30kg以上)の漁獲量を02年から04年までの年間平均漁獲量から増加させない」という国際的合意を行った。そのため、漁獲効率の高い農林水産大臣の管理する漁業から知事が管理する漁業(沿岸漁業)までクロマグロの漁獲枠が設定され、漁獲量が制限されている。以下では、漁業種類別のクロマグロの漁獲量の推移やその漁獲枠の配分などからクロマグロ漁業の現状をみていきたい。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2022年01月01日
- 著者/
研究者紹介 -
田口 さつき (タグチ サツキ) : リサーチ&ソリューション第2部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2022年01月号 第75巻 第1号 通巻911号 31 ~ 38ページ - 掲載コーナー
- 情勢
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):水産業
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/8724.html