書誌情報
論題:米国のCPI動向と金融政策
10.08.27[ 更新10.08.27 ]
- タイトル
- 米国のCPI動向と金融政策
- 要旨
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セントルイス地区連銀のブラード総裁が7月29日に発表した論文が金融市場で注目されている。その内容は、近い将来、米国が日本のようにデフレかつ政策金利のゼロ近傍水準が続く状態に陥る可能性を論じている。しかし、分析からは、米国の物価低下傾向は特定の品目にとどまっているだけに、デフレにつながるとはまだ言い切れない。ただし、当面はコアCPIは低い上昇率のまま推移することが見込まれる。このような中、量的緩和政策を金融政策の中心に据えることに関心が高まっていくのか、今後の注目材料の一つである。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2010年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
田口 さつき (タグチ サツキ) :調査第二部 主事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2010年09月号 第21巻 第9号 通巻238号 30 ~ 31ページ - 掲載コーナー
- 分析レポート
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/3601.html