
河野駿哉
リサーチ&ソリューション第2部
2024年入社
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入社のきっかけは?
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前職では、食品メーカーで原材料調達を担当し、主に海外の農産物由来の原材料の購買や調達戦略の構築に携わっていました。サプライチェーン上流のマネジメントに関わりながら、原材料としての農産物を扱う面白さを感じつつ、国内の農産物を含むより多くの原材料について知見を深めたいという思いを強くしていきました。そのような中で、農業や食品産業を専門的に調査分析するシンクタンクである当社で、コンサルティングや調査業務に従事できることを知り、川上から川下まで幅広く知見を深めていけることに魅力を感じて入社を決めました。金融系のシンクタンクとして様々な企業と接点を持てることに加え、JAグループの一員として国内農業や生産者に貢献できることも決め手のひとつでした。
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現在の担当は?
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現在は自然資本・生物多様性保全を軸としたサステナビリティコンサルティングを担当しています。主に食農関連企業を中心に、サステナビリティ関連の情報開示や戦略構築の支援をしています。クライアントやプロジェクトに応じてコンサルティングの中身は様々ですが、情報開示やリスク管理の高度化に向けた調査分析から、サステナビリティ経営実現のための具体的な戦略立案まで行っております。加えて、サステナビリティを巡る情勢変化を把握しておくことも重要な業務の一部です。関連する国内外の規制動向や企業対応等に対しては日頃からアンテナを高く張って情報把握に努めています。また、飲料業界のアナリストとして、企業動向や商品に使われる原材料の最新動向も追っています。
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今の仕事の魅力は?
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自然資本や脱炭素、循環経済、あるいは人権や地域貢献など、サステナビリティが関係する領域は多岐に渡ります。そのためコンサルティングにおいては、農作物の生産から商品の販売消費に至るサプライチェーン全体に加え、サプライチェーン外の潜在的な関係者を含めて全体を俯瞰する視点が重要になります。その一方で、事業に入り込んで戦略を構築していく過程においては、関連する事業に対する深い理解も必要となります。高い視点で物事を見ながら、時には掘り下げて調査分析や対話を重ねることで、幅広い専門的な知見を蓄積できることは大きな魅力です。また、社内には各分野に精通したアナリストが在籍しているため、各々がもつ専門的な知見を組み合わせながら、顧客の課題解決と価値創出に貢献ができるのも当社ならではの強みであり、やりがいを感じる部分です。